「秋の縄文野焼き祭り」に行ってきました。
今年7月、岡山天神山プラザで開かれた展覧会で、
猪風来美術館のことを知り、
その、余りにも迫力のある縄文焼の作品の数々に
圧倒されました。
今回、そこで、野焼きがあるということで、
誘われて、是非行きたいと思いました。
行くとすでに火はおこされ、
火の回りに、焼く作品が並べられていました。


作品を中に入れ、井桁のかたちの材木が組まれていきます。
そうして、段々温度を上げていき、大体950度くらいになると、
上から薄めの材木がかぶせられるそうです。


焼き上がりまでは、見ることができませんでしたが、
猪風来美術館も見学することもでき、
とても良かったです。

竪穴式住居も再現されていました。

何よりも、燃える炎を、ゆっくり眺めている時間が
最高でした。
こんな風に、ぼおっと、火を眺めているなんて、
本当に久しぶりです。
子どものころ、こうして、炎を、ぼおっと眺めていた時間が
よみがえりました。
風呂場の焚口で、薪をくべながら、炎を見ていた時間。
あの時間は、とても大切な時間でした。