2019年05月23日

映画三昧

展覧会が終わったら、是非観たいと思っていた映画を
観てきました。
「ずぶぬれて犬ころ。」「記者たち」「ある少年の告白」
の3本です。
「ずぶぬれて犬ころ」は、岡山に生まれ25歳の若さで
この世を去った俳人住宅顕信と、いじめにあい生き辛さを
感じている中学生を、重ねて描いています。
5、7、5の定型にとらわれない自由律の俳人住宅顕信に
ついては、以前よく話を聞いていました。
20年くらい前になりますが、
私がその頃参加していた詩誌「つめくさの信号」に、
時々自由律の俳句を投稿して下さっていた西山典子さんからです。
住宅顕信とも直接交流があった方で、
映画の中でも実名で出てきたので、びっくり!
住宅顕信の句集も読んでみたいと思いました。
若すぎる死が惜しまれます。

「記者たち」はイラク戦争の時、大手メディアが政府の言う通り、
イラクの大量破壊兵器保持を伝えたのに対し、
唯一、破壊兵器の証拠は見当たらず、やがてそれが政府のねつ造、
情報操作であることを突き止めた中堅新聞社ナイト・リッダーの
記者たちの話。
愛国心の高まった世間の潮流の中で、
真実を伝えることのいかに困難であるか、実話を映画化したもの。
先月観た「バイス」は、ブッシュ大統領がチェイニー副大統領に
操られてイラク戦争を始める話で、
利権がらみで、こんなにも簡単に戦争が始められ、
沢山の命が失われたのかと思うと、ぞっとしました。
そんな大統領を選ぶアメリカという国・・、
でもこういう映画がつくられる国でもある、というところに
救いがあるのかなあ・・。
日本では、こういう映画は作れないと思うし、
そういう大統領にすり寄っていく日本の首相って一体??

「ある少年の告白」も実話を映画化したもの。
牧師である父親に、同性愛を治すという施設に入れられた少年。
その実態は、自らを偽って生きることを強制するとんでもない施設。
何とその被害にあった子供が70万もいるというのに、びっくり。
そういえば、日本でも戸塚ヨットスクールなんてのがあったなあ。
情緒障害児の更生のためといって、子どもに暴力をふるった。
「ずぶぬれて犬ころ」のいじめられる少年もそうだけど、
心身共に傷つく子どもたちを見ているのはいたたまれない。
子どもたちが、その子らしく楽しく生きていける平和な世界を、と
望まずにはいられません。
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posted by kaze at 21:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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