2021年03月29日

山田稔さん

読んで良かった本の情報を交換している友人から
山田稔さんの自選集T、U、Vが届いて、
読み始めました。
1930年生まれのフランス文学者。京大卒。京都人。
ゾラの翻訳者であり、若い頃はフランスにも住んでいました。
その時のことや、交流があった文学者のことなど、
いろいろ書いています。
文章がとても読みやすくて、素晴らしい。
どんどんその世界に引き込まれます。
ユーモアがあって、人を見る目が優しく、
文章がうまいのでどんどん読めます。
品の良さ、性格の良さが感じられ、
感覚的にも共感できることが多く、
例えば映画の感想とかも、そうそうと、
すごく共感できます。
なので、本の中に出てくる本は読みたくなるし、
映画も見てないものは見たくなります。
もうどっぷり、山田稔さんにはまっています。
何しろ、最低限の家事を済ませて、朝から夜中まで。
何でものめり込む性格の私なので、止まりません・・。

1.jpg

自選集Vの最後に自筆年譜があって、
それがまた、面白い。
時代がよくわかります。
見ていると、78歳のとき、「特別な一日」という本を
出したことが書いてありました。
「特別な一日」!!
最初、本が回ってきても、山田稔という名前に
全く記憶がなかったのですが、
「特別な一日」は、読んだことがあるし、
確か、本もあるはず、と探すと、ありました!

2.jpg

それは同名の映画について書いてあるのですが、
その本を読んで、映画が見たくなって、
見た記憶がよみがえりました。
そうか、何か懐かしいような文章だと思ったのは、
そうだったのか、、。

というわけで、山田稔さんの本を、
何度も読み返したり、
図書館で借りたりして、ずっと読んでいます。
一人の作家にはまると、
大体、その人のほかの本も一通り読む癖があるのです。

天野忠さんのことを書かれているので、
天野忠の詩を、また読み返したり、、。
歳を重ねて読むと、
若い頃にはわからなかった良さが、
改めて感じられるなあ、と実感します。




posted by kaze at 19:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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