兵庫県立美術館で開かれている
「ミナペルホネン/皆川明 つづく」展に
行ってきました。
コロナの関係で、6月28日からの開催が伸び、
申し込んでいた講演会なども中止。
大丈夫かな?と心配しましたが、
無事7月3日から始まりました。
前もって日時を予約しての入場です。
ミナは、今年で25周年。
設立当時から「装苑」などで見ていて、
ずっと注目している大好きなブランドです。


まず、入り口から、25年間に作ってきた数々の生地が
展示され、圧倒されます。
生地の1つ1つに名前が付けられていて、
生地が生まれてきた背景というか物語があります。
見慣れた生地も沢山。

そして壁面いっぱいに洋服が飾られた部屋。
洋服の森。390体以上もあるそう。
流行にとらわれないで、長く大切に着られる
洋服づくりをされています。


手書きで模様を作り、生地を作るところから始めるので、
その生地のためのデザイン画も紹介されています。



皆川明が、朝日新聞の「日曜に想う」や
日経新聞の連載小説「森へ行きましょう」のために描いた挿画、
絵本「はいくないきもの」の絵、
大きな壁画などもあります。




「種」アイデアと試み、の部屋。
ここには、ものづくりの哲学やアイデアを、
過去、現在、未来の試みを通して紹介しています。
天井には、大好きなjellybeansのテキスタイル。

ボタンの展示ケース♪



こんなシックな洋服、素敵です。

皆川さんが大好きなものかな。面白いです。

将来の夢「簡素で心地よい宿」shell house

今では、洋服にとどまらず、
家具や食器など生活全般にかかわるものづくりを
提案していますが、
宿まで作られるとは!
これからどんな風に続いていくか、目が離せません。