2020年03月04日

ゴッホと賢治

私が大好きな作家に宮沢賢治がいます。
何度読み返しても、心が揺さぶられます。
ゴッホと賢治、
二人はなんと似ていることでしょう。
二人とも同じ、37歳で、亡くなりました。
生きている間、ただひたむきに、
人間とは何か、真理とは何か、芸術とは何かと
問い続けました。

ゴッホの父は牧師でした。
賢治の父も熱心な信仰の人でした。
名家に生まれ、幼少期を過ごし、
そのことに負い目に感じ、
父に理解してもらえず、早く家を出ました。
それからは、学びの日々、
歩く人、旅する人でした。
いろいろな仕事もしました。
ゴッホは、牧師になったり、画廊で働いたり、
賢治も農学校の教師になったり、
貧しい農民を助けるために、命を削って働きました。
その仕事で、豊かになることはありませんでした。
ゴッホは、絵描きになると決め、
10年間の間に、2000枚の素描と油絵を残しました。
賢治も詩集とトランクいっぱいの童話の原稿を残しました。
二人が探し求めたのは、
その時代には理解してもらえないことでした。
唯一、理解してくれたのは、
ゴッホの弟テオ、賢治の妹トシでした。
二人は、弟と、妹に、限りない愛情を注ぎます。
テオにあてた沢山の手紙、
トシが亡くなった時の賢治の詩、
心がふるえます。
そうして、ひたすら純粋に駆け抜けた37年でした。

なんという同じ星のもとに生まれた二人でしょう。
二人の残したものは、
いつになっても、新しく、
キラキラと輝いています。
まるで、私たちのいく道を照らすように。

1.jpg

2.jpg


posted by kaze at 20:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする