彼女の母親がしていたPOLAの仕事を手伝うようになりました。
すると、その仕事が楽しくなり、
この度、新しく店舗を建てました。
それで、そのオープンイベントに、
私の作品も展示販売してくれることになり、
行ってきました。
もちろんコロナウイルス流行の時節柄、
消毒、換気、マスクなど最大限の注意を払っての、
オープンイベントとなりました。
建物は、姪の家も設計してくれた
建築家石村智子さんのfol設計株式会社。
すごく素敵でした。
私もアンティークが好きですが、
弟夫婦もアンティークが好きで、
家具も素敵なものがいろいろ置いてありました。
それらが、建物に調和し、
というか、それらに合わせて
建物を設計してくださったのでしょうが、
素晴らしい空間が出来上がっていて、
感激しました。
いいなあ。
ちょっと紹介しますね。
まず、建物の全体の感じです。
グレーの落ち着いた色に、アールがきいた外観。
入り口のドアも、弟夫婦がアンティークショップで見つけた
イギリスの凝ったステンドグラスのドアです。
ドアに合わせて作った周りのレンガの壁や
ヨーロッパの石を使った階段とスロープ。
こちらの好みや持っているものに合わせて、
細かく、素敵に、設計してくださるところが素晴らしい。


玄関です。
ステンドグラスのドアは、表と裏で色が違って見えます。
玄関にも、素敵な家具が置いてあって、
厳選されたアンティークのものが飾ってあります。
よく見ると、私が作ったイニシャルレースの額も
飾ってくれています。
大切にしてくれていて嬉しいな。

入ってすぐのところは、
カウンセリングルームになっています。
窓ガラスもイタリアのものだとか、
明るいのに見えすぎず、いいなあ。
ドレッサーの上の小さい窓には、
わかりにくいですが、4種類の違った模様のガラスが
入っています。


トイレもこんなにオシャレ。
落ち着いたブルーの六角形のタイル、
シンプルな洗面台、床のタイルの色も素敵です。

それから、エステルームが3室。
まず、北欧風の部屋。
ここに私が作ったバッグを飾りました。
真ん中のバッグは、藍染と柿渋染を繰り返して、
帆布を染め、アンティークの穀物袋グレインサックから
ロゴの部分をとって、ポケットにしたもの。
もちろん世界で1点物。
私も気に入っていて、私が使おうと思っていたのですが、
今回思い切って出しました。
すると、すごく気に入った方が買って下さり、良かったです。
こういうものが売れると、手元からなくなるのはさみしいけど、
わかってくれる方の所に行ったのが嬉しいですね。



続いて、イギリスの部屋。
カーテンもウイリアム・モリスがデザインしたものです。
壁の色も彼が好んで使った色だそうです。
ここに、アンティークの刺繍作品やガラスボタンの額を飾りました。
シェルボタンの額やアンティークのトイミシンもさりげなく。
ガラスボタンの額や銀のスプーンは、
石村さんにも気に入っていただき、彼女の所に行きました。



廊下の照明もいい感じ。

次はフランスをイメージした部屋です。
やさしいピンクベージュの壁の色に、
フランスの家具。
ここには、私が集めていたアンティークレースや
手作りしたブローチなどを飾りました。
レースのカーテンを美しく見せるブラインド。
ブラインドの下の所のビーズの飾りがかわいい。
壁の色に合わせやさしいピンクのビーズです。
女性ならではの石村さんのセンスが光ります。




こちらは、スタッフルーム。
「風」のお客様には、見覚えのある丸いテーブルと
アーコールの椅子。
こちらで、使ってもらってテーブルも椅子も
喜んでいます。
小さなキッチンスペースも美しい!


というわけで、
POLA新居浜河内町店 Salon de bouqet
(サロン ド ブーケ)の案内でした。
14,15日の2日間、
建物に興味ある人、POLAのお客様など、
沢山の方が来て下さり、
私が持ってきたものや作ったものも大人気で、
とても喜んでくださいました。
また、時々、こういう展覧会をしてくださいと、
お客様から頼まれたのも嬉しかったです。
姪がやっている菓子工房ameiroのクッキーも
あっという間に売り切れました。

2日間が終わると、
北欧、イギリス、フランスの3つの部屋には、
ベッドが運び込まれ、エステルームになりました。
こんな空間で、エステが受けられると、
きっと、日常を忘れ、幸せな気持になりますよね。
義妹やスタッフさんたちも
こんな素敵な空間で仕事ができるので、
大喜びしています。