2020年02月22日

伝言板

携帯を持ってない友人と、
神戸で待ち合わせました。
電車が着く時間を伝えていたら、
駅の改札を出たところで、
ちゃんと待っていてくれました。
最近はみんな携帯を持っているので、
もし会えなかったら、電話すればいいのですが、
携帯を持っていないと、もし会えなかったら、と
ちょっとドキドキしました。
久しぶりの感覚。
でも、ちょっと前までは、みんなそうだったのです。
「どこそこで何時」で、待ち合わせ。
時には、行き違いになって会えないことも。
だから、改札を出たところには、
伝言板があって、
「1時間待ちました。もう帰ります。」
などどチョークで書いてあったりしました。
そういえば、もう、伝言板を見ることはありません。

私はいつも車で出かけることが多いので、
久しぶりで電車に乗ったら、
乗っている人は、ほとんどの人が
スマホの画面を見ています。
窓の外の景色なんて誰も見ていません。
何か、異様な光景です。
そのうち異様とも思わなくなるのでしょうね。

例えば、私が、何かについて話すと、
若い人は、さっとスマホを出し、すばやく検索して、
「これですね。」と言う。
そうして、きっとわかったつもりになっているんだろうな。
「それは、ちょっとちがうけど・・。」と言っても、
あまり関心がなさそうで、
私も話す気持ちをそがれてしまう。
知らないことを知るって、すごくワクワクしないのかなあ。

どこか知らないところへ行って、わからなかったら、
私は誰かに聞いた方が早いので、すぐ聞きますが、
若い人は人に聞かないで、スマホでしらべます。
聞くとまた別のことまで教えてくれたりすることも
あるのになあ。
便利になったのでしょうが、
何か大切なことを失っていくような気がしてなりません。

時代遅れかもしれませんが、
携帯なしの生活って、いいなあ、とつくづく思います。
その友人は、もちろんメールもしないので、
手紙が届きます。
何日か、かかって。
彼女の周りでは、時間がゆっくり流れている気がします。

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posted by kaze at 21:13| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする