2019年10月08日

岡山県立美術館

今、岡山県立美術館では、興味深い展覧会を
同時開催しています。

太田.jpg
「太田三郎ー此処にいます」
岡山県津山市に住む太田さんの個展。
郵便局で毎日、切手に押印を依頼する作業から
生まれる多彩な作品群。
押印によって、その時、そこにいたことがわかり、
太田さんの歴史が透けて見える仕組みになっています。
こういうことを考える太田さんって、すごいな。
毎日郵便局に行って、毎日植物の種を採集する。
新聞紙で紙をすく。
毎日繰り返すことで、見えてくること。
他にも戦争や大災害、生命をテーマにした作品群があり、
とても重いテーマでしたが、
太田さんの切り口が興味深かったです。
ご本人の作品解説を伺って、
とてもよく理解できました。
太田さんの作品は、
12日から始まる「あかいわARTRALLY2019」
でも、見られますので、
是非いらして下さいね。

モリ.jpg
「熊谷守一 いのちを見つめて」
大好きな熊谷守一の展覧会です。
映画「モリのいる場所」で、
その日常を垣間見ましたが、
自宅の庭の花や生き物を見つめ続けて
生まれた作品。
はっきりした輪郭線で縁取られた
シンプルな形と独特な色。
そのものの本質だけを取り出したような絵です。
そしてその命に、あふれるような愛情が伝わってきます。
いいなあ。
こちらも毎日、見続けることの大切さを感じました。
誠実な毎日の繰り返しあるのみ。
心洗われるような展覧会2つでした。



posted by kaze at 20:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする