2018年01月08日

ボタン博物館 いろいろなボタン

あまりにも貴重なボタンや素晴らしいボタンが並んでいて、
とても紹介しきれませんが、あといくつか紹介します。
18〜19世紀、狩猟クラブのために特別に作られた
ハンティングボタン。
狩りの獲物や猟犬などがモチーフになっています。
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ミクロモザイクボタン。18〜19世紀、イタリア。
メタルの土台に、色付きガラスの小片を並べて作っています。
とても細かい作業です。
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アール・ヌーボーボタン。19〜20世紀。
アール・ヌーボー様式が流行った時代、
ボタンも、流れるような優美な曲線のデザインのものが
作られました。
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アール・デコボタン。1910年から30年代。
アール・ヌーボーに代わってアール・デコ様式が流行ると、
ボタンも、幾何学的で単純な形のデザインに。
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ユニフォームボタン。
イギリス軍の軍服に付けられたユニフォームボタン。
銅製で、中空の球形。今では作ることができないとか。
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こちらは第2次世界大戦中の日本の小学生の学生服に
付けられたボタンです。
満州事変(1931年)の勇士の像「肉弾三勇士」のデザイン。
こんなところにまで、時代の影響が見られます。
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こんな風に見てくると、よくわかりますが、
洋服のわき役であるボタンという小さなものの中に、
作られた時代の文化や技術が、詰め込まれています。
逆に言うと、ボタンを見ると、
その時代の文化や技術が見えてきます。
今は、洋服も大量生産され、使い捨てされています。
以前は手作りする人も多くいましたが、
今は買った方が安いし、サイズも豊富です。
以前は捨てるときに、ボタンだけは取っておきましたが、
最近は取っておきたいボタンが付いていません。
今、洋服づくりを学んでいる学生さんや、
洋服をデザインしたり作っている若い人は、
もしかしたら、こんな素晴らしいボタンがあったことを、
知らないかもしれません。
是非、日本が誇るボタン博物館に行って、
実際にアンティークボタンを見て、
その世界を感じてもらえたら、と思います。


posted by kaze at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする