2018年01月09日

東京のボタン屋さん

糸ボタンを作り始めて気になるのがファブリックボタン。
最近作ったファブリックボタンの額です。
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私のコレクションは、ボタン博物館には、
とてもとても及びません。
比べること自体がおかしいことですが、
古さや貴重さが、格段に違います。
個人では、いろいろな意味で限界があるので、
当たり前のことですが。
それに、ボタンは限りなくあります。
もうそろそろ集めるのはおしまいにしようと
思ってはいるのですが、素敵なボタンを見ると、
ついつい心が動かされてしまいます。
ボタン博物館の方が、東京のボタン屋さんをいくつか
紹介してくださったので、
帰りに1軒くらい行く時間があったので、
日暮里の「エル・ミューゼ」さんに行ってきました。
気になるボタンが沢山あって、さすが、東京です!
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素敵な額装があったので、写真を撮らせてもらいました♪
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わぁ、Lea Stein!!
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2018年01月08日

ボタン博物館 いろいろなボタン

あまりにも貴重なボタンや素晴らしいボタンが並んでいて、
とても紹介しきれませんが、あといくつか紹介します。
18〜19世紀、狩猟クラブのために特別に作られた
ハンティングボタン。
狩りの獲物や猟犬などがモチーフになっています。
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ミクロモザイクボタン。18〜19世紀、イタリア。
メタルの土台に、色付きガラスの小片を並べて作っています。
とても細かい作業です。
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アール・ヌーボーボタン。19〜20世紀。
アール・ヌーボー様式が流行った時代、
ボタンも、流れるような優美な曲線のデザインのものが
作られました。
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アール・デコボタン。1910年から30年代。
アール・ヌーボーに代わってアール・デコ様式が流行ると、
ボタンも、幾何学的で単純な形のデザインに。
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ユニフォームボタン。
イギリス軍の軍服に付けられたユニフォームボタン。
銅製で、中空の球形。今では作ることができないとか。
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こちらは第2次世界大戦中の日本の小学生の学生服に
付けられたボタンです。
満州事変(1931年)の勇士の像「肉弾三勇士」のデザイン。
こんなところにまで、時代の影響が見られます。
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こんな風に見てくると、よくわかりますが、
洋服のわき役であるボタンという小さなものの中に、
作られた時代の文化や技術が、詰め込まれています。
逆に言うと、ボタンを見ると、
その時代の文化や技術が見えてきます。
今は、洋服も大量生産され、使い捨てされています。
以前は手作りする人も多くいましたが、
今は買った方が安いし、サイズも豊富です。
以前は捨てるときに、ボタンだけは取っておきましたが、
最近は取っておきたいボタンが付いていません。
今、洋服づくりを学んでいる学生さんや、
洋服をデザインしたり作っている若い人は、
もしかしたら、こんな素晴らしいボタンがあったことを、
知らないかもしれません。
是非、日本が誇るボタン博物館に行って、
実際にアンティークボタンを見て、
その世界を感じてもらえたら、と思います。


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2018年01月07日

ボタン博物館 日本のボタン

今回、特別企画展「薩摩ボタンとジャポニズム」
ということで、普段なかなか目にできない非常に珍しい
日本製のボタンを見ることが出来ました。
ボタン博物館ならではですね。素晴らしい!!
大きな薩摩ボタンがたくさん並んでいます。
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薩摩ボタンは江戸末期に倒幕運動の軍資金を得るために
薩摩藩が制作し、ヨーロッパに輸出されたものです。
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当時のヨーロッパ、特にフランスを中心に、
日本美術(浮世絵、琳派、工芸品など)が 注目され、
西洋の作家たちに大きな影響を与えていました。
日本の美術工芸品の万国博覧会へ出品などがきっかけです。
その現象はジャポニズムと呼ばれました。
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薩摩ボタンもさることながら、目を奪われたのは、
日本独自の素晴らしい技術で作られたボタンです。
幕末から明治初期まで根付などを作っていた
象牙職人によって作られた象牙のボタン。
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赤銅とよばれる金と銅の彫金の一種は、
日本刀の飾り付け職人が手がけた超絶技巧で作られたボタンです。
欧米で絶大な人気があるのもうなずける素晴らしいボタンです。
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銀張りという七宝焼きの技法の1つで、
土台の銀に施された素晴らしい彫刻模様、エナメルの透明性と
色彩感覚が見事なボタンです。きれい!
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ボタンという小さな世界に込められた日本の伝統文化、技術が、
本当にすごくて、目を見張ります。

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